尾西 秀勝 (作曲家, ピアニスト, アルモニカ奏者)
桐朋学園大学音楽学部卒業。在学中、作曲とピアノの他、指揮、チェンバロ、フォルテ・ピアノもそれぞれ学び、卒業後パイプ・オルガンも学ぶ。また、ピアノの名門ハンガリー国立フランツ・リスト音楽院ピアノ専攻にて研鑽する。
種々の鍵盤楽器の演奏から更に広がり、絶滅した幻の古楽器「アルモニカ」の瞑想的な調べを、作曲家としての視点から貴重な音素材と高く評価し、その稀有な音色を普及させるべく自ら演奏を習得し、海外のアルモニカ奏者とも情報交換しつつ、日本で唯一のアルモニカ研究家である小塚三喜夫氏と共に2007年より国内にて復興活動を展開する。
モーツァルト、ベートーヴェン、ベルリオーズ、ドニゼッティ、R.シュトラウス、オルフほか、数々の作曲家たちがこの楽器のために書き残した既存作品の表現に飽き足らず、その夢幻的な音素材をより生かすべく、作曲家ゆえの独自の音響をプロデュースする。
日本で数多くのTV番組に出演し、日本でまだ認知されていないアルモニカの普及に努める。現在、ハンガリーを拠点として活動を展開している。